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ニュース

インフォメーション

2019年5月24日
株式会社NTTぷらら

送出チャンネル数 約580チャンネル!国内最大級の映像監視センター
新「NTTぷらら メディアオペレーションセンター」の本格稼働を開始
〜自社サービスだけでなく他社サービスも。映像配信業務を一元的に監視〜
〜スポーツ中継や最先端映像配信なども総合的にサポート!〜

株式会社NTTぷらら(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:板東浩二、以下 NTTぷらら)は、映像配信業務を一元的に監視し安定した映像配信をサポートする、新「NTTぷらら メディアオペレーションセンター」(以下 新センター)の本格稼働を開始しました。

当社は、自社の映像配信サービスを開始した2004年当初より、映像監視センターを所有し運用をしてきましたが、このたび延床面積を拡張し、監視システムをさらに充実させたセンターを新たに構築しました。

当社の映像監視センターは、以前より、自社が運営する映像配信サービス「ひかりTV」の監視のみならず、NTTドコモが運営するサービス「dTV®」やNTTコミュニケーションズ株式会社が提供するサッカーの試合映像伝送(スポーツ・チャンネルDAZN(ダゾーン)のサービス向け)など他社サービスの監視・オペレーション業務も受託し、映像配信事業のプラットフォームとして24時間365日運用し続けています。このたびの拡張により、さらに業務領域を拡げ、各サービスに合わせた多様な監視技術とサポート体制を提供していきます。

新センターでは、映像監視モニター数を4倍以上に拡張し、放送型映像サービスの全送出チャンネルをリアルタイム、かつ網羅的に確認することが可能になりました。さらに、これまでオペレーターがマニュアルで行っていた映像・音声出力の品質確認作業は、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)を活用することにより自動化し、オペレーター業務の効率化を図ります。さらに、これらの品質確認作業の実施間隔が約1/4に短縮されることで、故障発見の精度を高めサービスの品質維持向上を目指します。

今後も、最先端の技術を活用した高度な監視・オペレーション業務を推進し、故障の未然防止および早期解決に取り組んでいきます。また、幅広い業態の映像事業者様向けに、それぞれのサービスに適したオペレーションやサポートをトータルパッケージでご提案し、機能性と信頼性に優れた映像監視オペレーション業務をB2B2Xビジネスとして、当社の新たな事業に据えて展開していきます。


■新「NTTぷらら メディアオペレーションセンター」の特長

1.国内最大規模の送出チャンネル数とモニター数
受託配信サービス含め、のべ580チャンネルを送出しています。
ウォールモニターは約650面あり、約320チャンネルを監視ポイント別に表示し、常時、映像・音声の状態を確認します。将来のビジネス拡大に備え、ウォールモニターや監視卓を増設できるよう設計しています。

2.映像監視機能内蔵マルチビューワーの採用
ウォールモニターには映像監視機能内蔵のマルチビューワーを採用しました。映像のブラックアウト・フリーズや音声のトラブルを人の目・耳に代わってリアルタイムに検知します。監視は、映像プラットフォーム出力ポイントとエンドユーザー配信直前の2か所で行います。

3.映像のリアルタイム比較監視
地上デジタルおよびBSの放送局毎に、電波(RF)信号で送られてきたTSパケット※1と、IP信号に変換して出力する際のTSパケット※1を比較・検証するとともに、映像信号のビットマップ列を比較し、映像に入るノイズを検出します。

※1 TSパケットとはISO/IEC13818-1で規定されているMPEGシステムのストリームフォーマットの一種です。188バイトのパケット形式で伝送されます。

4.ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)の導入 (試行運用中)
RPAを導入し、セットトップボックス(STB)上のサービス・機能が正常に動作しているかを自動監視します。
予め作成したテストシナリオに沿ってSTBのユーザーインタフェースを自動的に操作し、その時々の映像・音声出力から画面遷移のエラーや映像品質の劣化を捉えた場合にアラートを出力します。
これまでは、オペレーターがサービス画面を常時操作し、サービス画面動作を目・耳で判断していました。RPAを導入し自動化することで判定の正確性が増し、オペレーターはより高度で安定的なサービスの運用に注力することができます。また、今後はSTBだけでなく、スマートフォン等のマルチデバイスや、サービス監視の適用範囲拡大に向けた検討を進めていきます。

5.システムアラート以外の情報分析・可視化による、QoE※2マネジメントの推進
システムが発する故障アラートを待つだけでなく社内外のさまざまな情報を積極的に取得し分析を行うことで、システム障害の未然防止やサイレント故障の早期発見など、サービスの品質向上に繋げます。
・雨雲のリアルタイム情報を取得し、悪天候が予想されるアンテナ局を冗長化された局の受信に切替えることで降雨障害を未然に防ぎます。
・自社コールセンターの対応履歴やSNS(Twitterなど)の書き込みをリアルタイムに解析します。
「つながらない」「見られない」「遅い」などサービスに対するネガティブワードを抽出し、システム上では見つけ難いサイレント故障の早期発見に役立てます。
・視聴端末の通信ログを定期的に収集しパケットの受信エラーを監視することで、直接的に監視できないアクセスネットワークの異常を早期に発見し、故障被害を最小限に抑えます。

※2 Quality of Experienceの略で、ユーザー体感品質のことを指します。

*本資料に記載されたサービス名は各社の登録商標です。